ブログって必要?何のために、何をどう書いたらいいの?

ブログって何をどう書いたらいい?

こんにちは。女性向けホームページ制作のwebデザイナー、R-webの森光です。
先日、「ホームページって必要?ホームページとブログとSNSの違い」という記事を書きましたが、その続編的な内容で、「ブログって必要?ってか何のために、何を書いたらいいの?」という私なりの見解を書いてみたいと思います。

ブログを書く目的

前回、ブログを書く目的は日々の情報を発信してホームページへの窓口としてホームページへ誘導するのが目的だと、書きました。
記事を丁寧に書く事で、検索にも拾われやすくなり、SEO的にも有効!
というのは何となく分かるものの、どういう仕組みでSEO的にも有効なのか、説明してみたいと思います。

ブログはロングテールSEOを狙おう!

ホームページもそうですが、ブログも何らかの検索キーワードを狙ってアクセスを集めたい!と思うのは当然ですよね。
しかし、よく検索されるであろう、検索需要の多い「ビッグキーワード(検索件数の多いワード)」を狙うのは、なかなか上位に表示されずらいものです。

例えば、「エステサロン」というキーワードで上位表示を目指したとしても「約72,000,000 件」もある、ビッグキーワードで、しかも検索してもらえれば分かりますが、上位は全て大手サイトが占めています。

全国展開の大手チェーン店や大手検索サイトがひしめき合っている中に食い込んで行くには、個人店ではなかなか厳しいと思います。

ロングテールSEOとは?

そこで検索数の多いワードを狙うのではなく、検索数の少ない「複合キーワード」と呼ばれる部分を狙うのがロングテールSEOです。
ロングテールSEO
例えば、「お肌の悩み」で検索している人が検索をした場合、「エステサロン」というビッグキーワードでは、なかなか問題解決になりません。
おでこのニキビで悩んでいるなら「ニキビ 原因 おでこ」などの複合的なキーワードで検索する可能性があります。
私の悩みの場合だったら「40代 しわ エステ 西宮」のように、複合的なキーワード検索をするわけですね。(笑)
このように、複合的にキーワードを入れると、検索数の少ないワードなので、先ほどの「エステサロン」というビッグキーワードに比べるとページが上位表示しやすくなるというわけです。

  • しみ・しわが気になるから、フェイシャル専門のエステサロンを探しているのか
  • 痩身効果のある最新技術を取り入れたマシンのあるエステサロンを探しているのか
  • リラックスできる、マッサージをゆったり受けれるエステサロンを探しているのか
  • 脱毛を受けにエステサロンに行きたいのか
  • ブライダルエステを受けに行きたいのか

以上のようにそれぞれに目的が違うので、複合的にキーワードを考えて、そのキーワードにフォーカスしてその記事ごとに掘り下げた内容を書くことが大事です。
ロングテールSEO
そして、辿り着いた時に、「こんなに専門的に分かりやすく、きっちりとした情報を掲載しているお店なんだ!」と、思ってもらい、ホームページのメニューなどに誘導する、「ご予約はこちら」と、予約フォームへ誘導するという流れになります。

※その為には、いい加減な内容でなくきっちりとした内容にまとめる事!「作文」ではなくいわゆる「小論文」的なレベルを目指すと良いかと思います。

複合的なキーワード(スモールワード)で上位検索する記事をブログでたくさん量産する事で、1つ1つの記事のアクセスは少ないけれど、数が集まればそれなりのアクセス数になります。

これが、ロングテールSEOの基本的な考え方です。
ブログ記事を量産・・・と、言ってもこれがなかなか大変な作業だと宣言しておきます!

「小論文」的なレベルで書こうと思ったらすぐに書ける訳ではないですし、下調べやデータの活用、分かりやすくするために表や図や、時にはイラストも必要だし、箸休め的なイメージ写真なども必要になってきます。

そして、ロングテールキーワードでは1記事でアクセスが大量に見込めるわけではありません。
複合キーワードだと検索上位にはなりますが、そもそも検索される度合いが低いので・・・

なので、小さな数をたくさん集めてアクセスを増やすためには「数」が必要になってきます。
ロングテールSEOは「地道な作業をコツコツと・・・」という、けっこうしんどい道かもしれません。

ホームページへの入り口をたくさん作る
簡単ではないですが、頑張って書いた記事は財産になります!
そして簡単ではないからこそ、積み上げた時には崩れにくい!

広告を出すには、それ相応の費用が必要です。そして、継続して広告を出し続けるにはもちろん継続的に費用がかかります。
広告をやめてしまえば、それっきりになりますしね。

ブログを書く時間と手間はかかりますが、費用は広告に比べるとかからない。
何よりコンテンツを作って積み上げて行く事が大事です!

では、ブログには何を書けばいいのか

では、ブログには何を書けばいいのか
今日食べたものの写真を撮って、一言載せて喜んでもらえるのは、芸能人だけです!(笑)
よく知らない人の今日食べたものなんか、興味ないと思うんです。
そこで、ネタとして書きやすいかな?と思うものを5つほど挙げてみます。

お客様に質問されることを書く

お客様からよく聞かれる事。これって、一般的には良く知られていない事だと思うんです。
自分にとってはいつもやってる事だったり、「当たり前」だったりする事が、ネタになると思います。

例えば私も実際に質問した事があるのですが、美容室だったら「パーマ」と「デジタルパーマの違い」とか。
エステだったら「正しい洗顔方法」とか。

整骨院では「肩こりにならない姿勢を教えて!」とか。
※その時は、簡単な肩こり解消体操を教えてもらいました。

そんな風に、自分は専門的に何年もやっているので「当たり前」なことも、皆には分からない事だったりします。
「ドメインって何ですか?」という事も良く聞かれたりするので、過去に「ホームページを作ろうと思ったらドメインを取ろう! 」という記事を書いたりしました。

自分の仕事に対する考えを書く

なぜこの仕事をやっているのか?どういう気持ちで取り組んでいるのか・・・等
改めて文章にする事で自分で再確認も出来るし、女性の場合は内容によって「共感」を呼ぶ事もあります。

仕事への姿勢を表現する事で、自分の「熱量」を伝えるという目的もあります。
過去になぜこの仕事をしているのか?を考えてみる という記事を書いてみました。

自分の仕事の専門的な事を書く

専門的な内容を自分のメモとして、または誰かの役に立つように・・・というタイプのもの。
例えば工務店さんで「家づくり」をテーマに書いている場合だと建材の種類や建具の名前や紹介など、詳細に掲載していると家を建てよう!と検討している人は興味深く読んでくれて、実際にモデルルーム見学予約やパンフレット取り寄せなどなどのアクションに繋がるかもしれません。

※実家の建て替えの時に、色々と参考のために検索して勉強し、実際にパンフレットを取り寄せました。

「専門知識が多い!」と、認識されると「ここに相談しよう!」という働きかけになる場合があります。
誰でも素人っぽい人より、プロ意識が高い人に依頼したいと思うのは自然の流れですよね。

R-webのブログの場合だと、HTMLやCSSに関する記事WordPressに関する記事といった専門的な記事も書いてたりします。

趣味をちょっと書く

これはお客様との会話の中で同じ趣味だったりする場合、事前にブログを読んで下さってて、話が弾む場合もあります!
共通の趣味がある場合って、何だか親近感が湧いたりするものです。

私の趣味はカメラなので、カメラのことに関する記事というものを書いてたりします。
旅行に関する記事もそのうちコンテンツにして行きたいなと思っていますが、書けてないです。ハイ・・(^^ゞ

日常的な内容をちょっと書く(自分の紹介的な)

これは、自己紹介的なものも含めて自分がどういう人か分かってもらうという部分です。
実はだいぶ前に書いた 息子(中学生男子)の平均点50点を80点にあげた方法 という記事が一番アクセスが多い記事なのですが・・・
(なんか、どっかのまとめサイトに掲載されてるみたいです)


母の苦悩を共感してくれたお客様もいらっしゃいました!(笑)

書いた後はSNSでの告知も忘れずに!

そして、ブログを書いた時はFacebookやTwitterで記事を紹介・拡散するためにもつぶやいておきましょう~!
もしかして、記事の内容を気に入ってくれた誰かが、また誰かに紹介してくれるかもしれません。

最後に・・・

ロングテールの話やら、何やら小難しいことも言ってしまいましたが・・・
自分の好きな事や、興味のある事って、何時間でも話せたりしませんか?

黙ってられん!っちゅうか、色々言いだしたら止まりませんよね。

結局の所、SEOや何や言うても自分の好きな事をいーーーっぱい書いて良いなら1,000文字や2,000文字では収まらないと思うんです。

しっかりと文章で何かを伝えたい場合は3,000文字~6,000文字ぐらいになるかな?
※時には短くてもOK!! あまり深く考えずに・・

但しだらだら書くのではなく、タイトルにキーワードを意識したり、ちょっと見出しを付けたり、「起承転結」を意識すると読み手にも伝わりやすくなると思います。

私は長めの文章のブログを書く時は
■見出し1
・小見出し1
・小見出し2
・小見出し3
■見出し2
 ・小見出し1
 ・小見出し2
■見出し3

みたいな感じで、最初に骨組みを書いていきます。それから文章を書きます。

その方が書きやすいと思うからですが、そうでない場合は自分のやりやすいようにして下さいね。
ブログを書く目的を認識して、内容を濃いものにする事で必ず結果が付いてくると思います!

ちなみに、ここまでの文字数は約3,900文字でした。
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